tsuki's rainbow day

何気ない日常、でも、特別な毎日。

夢で会えたら

今週のお題「犬派? 猫派?」

中学生のとき、はじめて猫を飼いました。

近所に住む野良の三毛猫が仔猫とともに
家の庭をうろうろしてたのですが、
一匹だけ置いてかれてしまった白猫がいました。

怖がりで、柵が登れなかったんですね。
ミーミー泣いてかわいそうなので飼うことにしました。
名前は「ミミ」。雄猫でした。

後に、ミミの兄弟のぶち猫も一緒に飼うことになるのですが
今日はミミの話をします。


はじめは小さくて白くて弱かったミミですが、
一年で大きくなり、体重も5kgになって、
ずいぶんとハンサムな猫に成長しました。

ミミは淡白な性格で、
あまり人に甘えたりはしなかったんですが、
私はミミが好きで、よくおもちゃで遊んであげたり、
抱っこしてそばに置いたりしていました。

ミミの変わったところと言えば、
お風呂が好きなことでしょうか。
お湯に浸かるわけではないんですが、
私が風呂場に行くといつもついてきて、
お風呂の蓋の部分で気持ち良さそうに暖まっていました。

そんなミミに毎日、癒されていたのですが、
高2の8月。暑い夏の日。
あるアクシデントでミミは他界してしまいます。
私は号泣し、ショックで何日も落ち込みました。

悲しかったけれど、みんなの前で元気なふりをしていたら、
いつのまにか元気な自分に戻っていました。

あれから十年以上経ちますが、
ミミは、今でも特別な存在です。
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辛いとき、苦しいとき、
もしくは亡くなったときと同じ8月の暑い夜、
ふっと夢にミミが現れます。
あれからも猫はいっぱい飼ったけれど、
何故かミミだけ、夢に出てきます。

癒しに来てくれてるのかもしれないし、
忘れないでって言ってるのかもしれないし、
分からないけれど、
ミミに会えると幸せな気持ちになれることは確かです。

ミミちゃん、ありがとう。


そんなわけで、私は猫派であります。